子どもたちの参加人数が多く、指導者へのアドバイスよりも、子どもたちに直接していただく形となりました。トスしてフォア、バックを10回ずつ打つ練習から始まり、ノックを中心に前後のフットワークを使ってのショット練習まで。
「おへその上に体を乗せよう」
「体の軸を自分が進みたい方に向けよう」
「後ろに下がるときに右足のつま先でけって速く動こう」
などの言葉が印象的でした。
指導者の方から「ロングハイサービスがうまくなるにはどう指導すればよいか?」という質問が出ましたが、
「ロビングの練習でリストスタンドを意識して打つ練習を繰り返すことで、サービスを打つ感覚もつかめるようになるから、サービスだけの練習にわざわざ時間をとる必要はない。練習の合間に個人で反復すれば上達します。」
ともおっしゃっていました。
限られた練習時間を有効に使って選手の技術を高めようという意識にも、刺激を受けました。
最後にシングルスとダブルスの試合を見せていただきました。子どもたちは、トップ選手のプレイをすぐ間近に、見て、ショットの音を聞いて、迫力を肌で感じて、最高の思い出となりました。
研修会終了後、「子どもたちに教えることに慣れていないので、どう教えればよいか苦労しました。」と谷内コーチが話しておられましたが、示範も交えて熱く指導していただき、指導者にとっても非常にためになりました。
谷内コーチ、西選手、安城選手、本当にありがとうございました。 |