指導者実技研修会

〔平成16年2月14日(土) 追手門学院小学校〕

三洋電機バドミントンチーム前監督 宮崎 克巳さんを講師にお招きして行われました。
大阪府下のチームから指導者17名、児童81名が参加しました。

初めは足運び(ステップ)の能力を伸ばすトレーニング。
フットワークにつながります。
小学生時代は「ゴールデンエイジ」と呼ばれ、これらの能力が最も伸びていく時期。
バランスよく伸ばしていくことが大切です。

バドミントンでは、構えているときからいつも、足の裏が後ろから見えるように
かかとをあげておくとすぐに動き出せる。そのためには足首が重要です。

1 スキップ
2 右のももを高く上げてスキップ
3 左のももを高く上げてスキップ
  ※リズミカルにスキップしよう。
4 リズムにメリハリをつけたサイドステップ
 ※「1,2,1,2」の「2」のとき高くジャンプします。
5 4にプラスして、ジャンプのときにオーバーヘッド
  ストロークの振りを入れる
6 5回(5歩)ずつ交互に向きをかえて
(足の切り替え)サイドステップ
  ※前後のフットワークに生かす練習です。
  ※前足のつま先を前に向け、顔も前を向けよう。



7 3回で足の切り替えを行うサイドステップ
8 2回で足を切り替え、ななめ前にジグザグで
  ステップ
  ※コートの大きさを意識しながらステップしよう。
9 半身で右足(左利きの場合は左足)を大きく
  前に出しながら進む
  ※手はシャトルを打つつもりで前に出そう。
  ※前足のつま先を前に向け、顔も前を向けよう。
次に、アンダーハンドストロークの練習。
ネットの方に右足(左利きの場合は左足)を、つま先を前に向けて大きく開きます。
打点もつま先方向にまっすぐです。(ここが大事)
指導者のノックも正面からシャトルをトスすることが重要です。↑

素振りをさせて、打点を指示してやるといいですね。↓
振り切ることが大切。

グリップ(ラケットの握り)は、握りこまずに指先で軽く持つ感じです。
(ラケットをくるくる回せるぐらいがいいですよ。)

↓シャトルを自由に扱えるように、シャトルをラケットに乗せる練習をするのもいいです。
最後に、オーバーヘッドストロークの練習です。
ラケット面に当たる感覚をつかませるために、
ラケットの面のつけ根を
包丁を持つ持ち方で持ち、
シャトルをトスして打つ練習をします。→

そして、だんだん持つ部分を長くして、
最後にグリップのところを持って
トスしたシャトルを打つようにします。
↓次に、ひじの使い方を身につけさせるために、かべにひじをついて、手をたたく練習をします。↓
あとは、ひじから先だけでなく、肩もしっかり回して打てるようにすることが大切です。

↑鳥がはばたくときは、どうなっているかな。

それと同じ動きをするんだね。
最後に、基本の形をしっかり覚えさせることも大事ですが、
応用力をつけさせるためにも、ゲームを十分楽しませてあげてください。
「指導者実技研修会」の名の通り、
指導者がどのように子どもたちを
指導すればいいのか、とても具体的に
アドバイスいただき、非常に充実した3時間と
なりました。
宮崎さん、どうもありがとうございました。

 

 


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